塩の保存方法として、珪藻土の容器を検討されている人も多いのではないでしょうか。
珪藻土は、様々な商品で使用され、最近では店頭でも形を変えて様々な珪藻土の商品を見かけるようになりました。
しかし、珪藻土は正しく使用しないと思わぬ落とし穴が。
その使用方法を理解すれば、あなたも繰り返し塩をサラサラに保つことが可能になります。
本記事では、塩の保存に最適な珪藻土の特性、使用方法について詳しくご紹介したいと思います。
珪藻土は塩の保存に最適
珪藻土は、植物プランクトンの化石を焼成したもので、目には見えない微細な孔がたくさんあります。
これらの孔は水や湿気を吸収してくれる特性を持っています。
また、保湿性や消臭性、調湿性にも優れており、最近ではバスマットや調味料の保存容器にスティック状の珪藻土を使用する人々が増えています。
塩は湿気に弱く、湿度が高いと固まってしまいます。
珪藻土は湿気を吸ってくれるため、塩をサラサラに保つのに適しています。
ですので、塩は珪藻土スティックや調味料容器に入れて保存しましょう。
塩が固まった場合は、フライパンで軽く炒るか、電子レンジで1~3分温めると効果的です。
ちなみに、見た目は塩と似ていますが、砂糖は乾燥に弱く、乾燥すると固まる性質があるので、珪藻土との相性は最悪です。
珪藻土は湿気を吸って乾燥させてしまうので、砂糖が固まってしまうため要注意です!
珪藻土は100円ショップから専門店まで
珪藻土製品は、ニトリや100円ショップ、ロフト、東急ハンズ、Amazon、楽天市場などで手に入ります。
また、オシャレな雑貨屋さんでもよく見かけます。
バリエーション豊かな調味料容器やスティックタイプの珪藻土製品があり、キッチンやバスルームで活躍しています。
一時は「珪藻土ブーム」でしたが、今では定番アイテムとして広まっていることでしょう。
珪藻土の手入れ方法
「珪藻土は便利そうだけど、メンテナンスは大変?」と、心配しているあなた。
その疑念を払拭します。
珪藻土製品の扱い方法を簡潔に説明します。
珪藻土は、洗剤や石鹸の使用は避け、詰まりやカビ防止のため使用前に、フキンで拭いてから乾かすと良い状態が保てます。
基本的には天日干しを推奨し、電子レンジ等での乾燥は壊れる可能性があるので避けて下さい。
夏季は一日中自然光に当てることが理想です。
製品の変色は通常ありませんが、白さを保つために漂白剤を使用、一分以内に水洗いし、再び天日干しがおススメです。
破損の可能性があるので、湿った状態で長時間放置しないことも重要です。
なお、廃棄時には「陶磁器」と同じ扱いで廃棄して下さい。
ちなみに、珪藻土スティックを塩の容器に使用する際は、塩のミネラルが付着して変色する可能性があります。
この場合、製品としての性能には影響ありませんので、ご安心ください。
珪藻土製品のメンテナンスには注意が必要ですが、基本的には難しくありません。
自然乾燥を心がけ、洗剤には頼らない、という基本原則を守ることが重要となります。
まとめ
塩の保存方法は、珪藻土の特性を活かして適切に管理することがポイントです。
逆に砂糖には珪藻土は向きません。
また、保存場所も湿度と温度変化を考慮することが状態を保つために重要です。
これらの点に注意すれば調味料の保存に頭を悩ますことなく、毎日の調理を楽しむことができるでしょう。
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