今年も蟹のシーズンが到来しましたね。
蟹と言えば、やっぱりズワイ蟹とかタラバ蟹かと思いますが、毎年この時期になると我が家にはセイコ蟹が届きます。
旦那さんがハマってて、解禁日に合わせて予約注文しておくんです。
セイコ蟹とはどんな蟹?
ズワイガニって、水揚げされた地域によって呼び方が変わるってご存知ですか?
福井県で水揚げされたオスのズワイガニを越前ガニと言い、メスのズワイガニをセイコ蟹とかセコ蟹と呼びます。
同じズワイガニですが、オスよりもメスの方が小さく、特大サイズでも250g前後。
我が家はいつも小ぶりのものを注文するので、初めて見たときは思わず「ちっさ!」と言ってしまいました。
セイコ蟹は11月6日に解禁されてから約2ヶ月間しか採れない貴重な蟹なんです。
メスなので内子と呼ばれる卵巣と、外子と呼ばれる卵を持っていて、これが絶品なんです。
身ももちろん美味しいですが、蟹味噌や卵を味わうのが通の食べ方だそうです。
初めてでもできた!簡単セイコ蟹のむき方
セイコ蟹が届くと旦那さんが上手に剥いてくれるんですが、今年は仕事で帰りが遅かったので私が剥くことに。
届いた時の状態はこんな感じです。
捕れたてをボイルされて、未冷凍(冷蔵)で届きます。
見た目はズワイガニと変わりありませんね。
写真だと大きく見えますが、手乗りサイズですw
お腹には沢山卵を抱えています。
では早速むいて行きましょう。
まずは、お腹の外子(卵)を剥がします。
続いて、両足を甲羅から外します。
足の付け根に付いている灰色のエラのようなものを剥ぎます。
ここは食べません。
足をハサミでカットします。
全パーツの分解が完了。
甲羅に付いている赤色のものが内子(卵巣)です。
続いて、卵についているヒゲのようなものを取り除きます。
さて、ここからがポイントです。
身を取り出すのですが、ここでめんぼうを使います。
めんぼうでグリっと身を潰す様に絞り出すんです。
足も同じ様に、めんぼうで押し出すと、綺麗に身が剥がれて来ます。
この方法、初めて知りましたが、気持ちよい位よく取れます。
大きなズワイガニもこの方法で取れるんじゃないかな。今度挑戦してみたいと思います。
こんな風に、綺麗に身が剥がれました!
最後に、卵や身を甲羅に盛りつけて完成です!
いざセイコ蟹を実食!蟹味噌好きにはたまらない味!
このセイコ蟹は、内子、外子、そして蟹味噌を味わうのが醍醐味でもあります。
捕れる期間も限られていて、しかもメスの蟹のみでしか味わえないとあって、とても貴重なんだとか。
内子は歯ごたえがしっかりしていて、濃厚で旨味があり癖になる味です。
外子はプチプチとした食感で、わさび醤油やポン酢で食べたら美味しかったです。
蟹味噌も濃厚で、蟹味噌好きの私にはたまらないお味。
リピートしたくなる気持ちもわかります。
ちなみに我が家は、セイコ蟹をこちらで購入しました。
|
小さめサイズですが、6杯入っているので満足です。
11月6日の解禁日以降、入荷し次第順次発送されるので到着日の指定はできませんが、事前に発送の連絡があります。
出荷日から3日間が賞味期限ですので、少し余裕があります。
解禁日前に予約注文しておいたのが昨日届いたばかりなので、人気なんですね。
1年に一度の楽しみ。また来年リピートします!
コメント