2、3日前にふと窓を見ると、小さい虫が何匹かくっ付いているんです。
よく見たら、その虫の正体はてんとう虫でした。
まぁ、数匹なら驚かないんですけど、外には何十匹とてんとう虫がブンブン飛び回っていて、窓にくっ付いたり飛んで行ったりが繰り返されていて、あきらかに普段と違って大量発生している様子。
洗濯物にも沢山付いていて、取り込む時にバサバサするとポロポロ落ちて来る始末・・・。
こんなこと初めてで、一体何が起きてるんだ?ってことで、原因を探ってみました。
大量発生したてんとう虫の種類
恐る恐る庭に出て、大量発生しているてんとう虫を見てみました。
コレです。
てんとう虫って、赤色に黒い点だと思ってましたが、こちらは黒に赤色の点が2つ。
調べてみると、ナミテントウムシと言うそうです。
殆どがこの黒に赤色の点が2つのてんとう虫でしたが、たまに他の模様のてんとう虫がチラホラ。
これとか。
これとか。
これらも、ナミテントウムシのようです。
ナミテントウムシに良く似た害虫
てんとう虫は、アブラムシを食べてくれる益虫として知られていますよね。
昔から幸せを運んでくれる虫とも言われていて、良いイメージがあります。
ですが、中には庭の草木を食べてしまう、てんとう虫によく似た害虫もいるそうです。
黒いてんとう虫は害虫かもしれません!てんとう虫の種類と駆除まとめ|生活110番ニュース
こちらのサイトによると、黒いてんとう虫に良く似た害虫がいるようで、その中のヘリグロテントウノミハムシと言うのが、我が家の庭に大量発生しているてんとう虫によく似てるではありませんか。
ナミテントウムシかと思ってましたが、まさかコッチ!?
ナミテントウムシとヘリグロテントウノミハムシの見分け方は、
見分け方のポイント
・ナミテントウムシは4~8mm程度
・ヘリグロテントウノミハムシは3.5mm程度
・ヘリグロテントウノミハムシの触角は長く体の幅以上
・ナミテントウムシの触角は体の幅よりも短い
・触った時にナミテントウムシはポロっとおちて死んだふりをする
・触った時にヘリグロテントウノミハムシはノミのように跳ねて逃げる
だそうです。
うちの庭にいるてんとう虫を観察してみると、触角は短いし、触った時にポロッと落ちたので、ナミテントウムシですね。
と言うことで、害虫ではなくナミテントウムシ確定で、安心しました。
ナミテントウムシ大量発生の原因
なぜ突然ナミテントウムシが大量発生したのでしょうか。
ナミテントウムシはこの時期に多く見られるようなのですが、大量発生する原因についてはわかりませんでした。
気になるなーと思いながらふと窓の外に目をやると・・・
ん?もしや、コイツのせい?
鷹?鷲?
いえ、違います。もう少し寄ってみると・・・
わかりますか?
家の目の前が果樹園なんですが、鳥が果実を食べないように、設置された偽物の鷹(鷲?どっちでもいいか)です。
そう言えば、最近鳥を見かけないし、てんとう虫が大量発生し始めた時と、この鳥除けが設置された時期が一致します。
てんとう虫の天敵である鳥達がいないので、この辺りがてんとう虫の楽園と化しているのではなかろうか。
というのが私の考えですが、実際のところどうなんでしょうかね。
窓を這うてんとう虫を裏から見てるとちょっと気持ち悪いですが、幸せを沢山運んで来てくれているんだなと思うようにします。
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